浜松市議会 2015-11-30 11月30日-20号
本市は、平成23年、浜松市創業都市構想を見直し、リーマンショックや東日本大震災など、地域産業を取り巻く社会的・経済的環境の変化に対応し、地域経済の再生と持続的な発展に向けた産業政策を展開する必要から、はままつ産業イノベーション構想を策定しました。
本市は、平成23年、浜松市創業都市構想を見直し、リーマンショックや東日本大震災など、地域産業を取り巻く社会的・経済的環境の変化に対応し、地域経済の再生と持続的な発展に向けた産業政策を展開する必要から、はままつ産業イノベーション構想を策定しました。
本市も、去る10月にこれまでの浜松市創業都市構想を、はままつ産業イノベーション構想として大幅改定をされました。これは、現在置かれている環境の変化と、これからの展開を踏まえた上での決意のあらわれと評価いたしますが、その中のリーディング産業としても挙げられているように、環境・エネルギー産業は特に大きなウエートを占めるものと思われます。
2点目は、これまで創業都市構想の中で、ものづくりのまちを目指し、その役割を担ってきた組織にはままつ産業創造センターがあります。今年度、浜松地域テクノポリス推進機構と一体化し、機能の充実を図るとしていますが、一体化によるメリットをどう発揮していくのか、また単なる整理統合に終わらないか心配しています。
そこで、平成19年3月に策定されました創業都市構想から、昨今の経済不況の本市における産業構造の対策も含め、今回の産学官連携拠点整備計画に至る経過について伺います。 次に、今回の計画の概要と地域に求められるネットワークの強化について伺います。
1点目は、本市は創業都市構想やはままつ産業創造センターの設立など、具体的対応を講じているが、今回のような不況や新たな産業構造の変化に対して、どのように考えているか伺います。 2点目は、今後の産業政策の立案、誘導、実現には本市の製造業にかかわる詳細な実態データがどうしても必要です。例えば、先ほど述べた産出額の付加価値がどれほどのものであるかといったデータは当然必要です。
また、平成19年に策定された浜松市創業都市構想では、創業のメッカを目標に掲げ、構想実現の拠点としてはままつ産業創造センターを創設し、人財育成、創業支援、知的財産の活用などに積極的に取り組んでまいりました。
浜松市では、産業分野における創業都市構想や地域クラスター事業を推進する上で、大学や研究機関が重要な役割を果たしております。特に、静岡大学とは平成18年3月に産学連携に関する包括的協力協定を締結したほか、浜松医科大学や豊橋技術科学大学を中心に、国内外の大学や研究機関との産学官連携に積極的に取り組んでまいりました。
第1次浜松市総合計画の重点戦略で、次代へ引き継ぐものづくりDNAとして、浜松の最大の特徴であるものづくり産業を創造的に進化・発展させていくことが挙げられており、具体的には浜松市創業都市構想を策定して事業を推進されていくものと認識しております。この構想では、三つの基本的戦略で具体的な施策を進めていくことにしています。
本市におきましては、世界的なオプトロニクスの拠点を目指す知的クラスター創成事業を初め、創業都市構想における人材育成戦略を推進する上で、大学等高等教育機関など学術研究機関の重要性はますます高まっております。
平成18年度に策定いたしました浜松市創業都市構想はものづくりを中心に発展してきた浜松地域の特性や最近の活発な産学官交流、農工・医工連携等の取り組みを踏まえ、起業家やベンチャー企業の育成、既存企業の経営革新・新事業展開並びに新産業の創出を総合的に支援していくことで、本市が創業のメッカとして求心力を持つ都市になることを目標としております。
そして、今年度浜松市創業都市構想が策定される中におきまして、知的財産の活用についても大きな柱とされており、知的財産の周知や啓発からビジネスとしての展開までの一貫した支援体制が組まれているところでございます。ことし7月に開設となるはままつ産業創造センターでは、創業都市構想を具体的に実践する拠点として大きな期待が持たれるところでもあります。
また、創業支援につきましては、起業家やベンチャー企業の育成及び中小企業が新事業分野へ進出するための第二創業等を総合的に支援する施策として、現在、浜松市創業都市構想を策定しております。この構想では、人財育成、知財創業、創業支援を基本戦略として、オンリーワン、ナンバーワンを目指す個性的企業の創出・育成を図っていくこととしております。
こうしたことから、市といたしましては、本年度策定していく創業都市構想の中で、新産業の創出や既存産業の高度化に向けての支援を行うとともに、企業誘致や製造業を中心とした既存企業の市外移転防止に向けて、幅広く企業の情報収集を図るとともに、工場用地の確保や総合的なインセンティブについて検討してまいります。
創業都市構想の目標に、今後の浜松のあるべき姿として、国内はもとより、世界から独創的でバイタリティにあふれる人材を引きつけることにより、都市間競争に勝ち抜ける国際都市とあります。このコンセプトはすばらしいものだと思います。と同時に、このような国際都市というと、100キロ西にある名古屋を連想します。
本年度、創業や次世代産業育成に対する支援のための浜松市創業都市構想を策定してまいります。この策定に当たりましてはアンケートやヒアリング調査に基づき、中小企業の抱える課題や行政に対して求める支援策等を把握し、構想や今後の施策に反映することとしております。
また、現在策定を進めております浜松市創業都市構想では、これまで産学官の連携により取り組んできたさまざまな産業支援の仕組みを浜松モデルとして統合し、これらを実践する拠点として浜松市産業支援センターを整備していく予定であり、産業集積の促進や産業構造の強化を通じて、将来の税収や新たな雇用の確保に努めてまいりたいと考えております。
このため、現在、市ではものづくりに加え、商業・サービスなど本市の産業全体が将来にわたり発展し続けるよう、起業家の創出や既存産業の新事業展開などを支援していくため、浜松市創業都市構想の策定を進めております。
具体的な事業内容や運営体制等につきましては、今後予定しております(仮称)浜松市創業都市構想の策定に伴い組織する委員会等で協議してまいりますが、想定される機能の中でも、総合的な相談事業など人材面での支援は産業支援センターの主要な機能と位置づけているところでございます。
商工費では、新市建設計画事業として、浜松モデルと呼ばれるような地域産業振興のスキームをまとめるため、創業都市構想の策定経費を措置するとともに、広域観光の推進を目的とした観光ビジョンの策定経費を措置するものでございます。 土木費では、新市建設計画事業として、都市景観形成基本計画を見直すため、美しい景観形成・保全事業に要する経費を措置するものでございます。